第97回 12月(師走)ツワブキ


ツワブキ 語源は「ツヤのある蕗」という意味らしい。

ヒマワリが真夏の暑い日差しの下で景気よく黄色の大輪の花を咲かせるのとは対照的に、ツワブキは冬に向かって咲く。福島以西の本州から台湾などの海岸近くに分布しているという。分厚い葉っぱだから、これならば潮風にも耐えられるだろう。

葉裏は少し薄い緑で、産毛のような茶色の毛を密生させている。舌状花は10枚前後か、地域によって花の大きさにも違いがあるようで、あちこちを比べながら調べてまわった。花数や大きさは、たぶん栄養状態によるもので、葉の数と正比例する傾向が見られるのか?

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花全体の大きさは5㎝から7cmぐらい。中心部の筒状花をルーペで見ると、メシベ・オシベの多様な状態を見ることができて結構楽しめる。アブラムシがついているけれど、この花に寄ってくる昆虫はどんな種類? イラストの右上には、雌花と両性花を並べて描いた。常緑の宿根草だが、タネからの発芽を確認したことはなかった。身近な植物も、見過ごしてしまわないでしゃがんで、じっくり会話してみることをお勧め!



by midori-kai | 2018-12-13 20:14
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


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