アジサイが咲く梅雨の季節に   高 野 史 郎

ちょっと前には、落葉樹の芽吹きの、できたての新緑がきれいでした。スギやスダジイなどの常緑樹の暗い緑をバックにすると、その初々しいみどりが際立って鮮烈です。それが6月にもなると、新緑から深緑へ。そして入梅、アジサイの花が街のあちこちに目立ってきます。市川みどり会が、濱野先生の指導のもとに植えた梨風緑地のアジサイは、順調に育っているのでしょうか? 確かめに行ってみましたか?

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里山再生事業開始2006年~ 12年経ちました。
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3月17日植栽

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暴風でシートが、、
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暴風対策完了!
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これが一番!
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6月5日
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景観10年
風景100年
風土1000年
景観への第一歩の始まりです。
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今年の梅雨は、雨が多いらしい。海水温も高くて台風の発生も多いとかの予報のようです。野菜不足になったり、ナシが高温障害を起こしたり、台風の被害が起こったりしませんように。

この春、いくつかの講座のお手伝いをしたのでその報告をしておきましょう。以前は、講座などが始まる前にどうして引き受けてしまったのだろうと、いつも後悔していました。かなりあがっているのに、それを参加された人たちに感じさせちゃいけないと気にする。自分でも何をしゃべっているのか筋道が分からなくなっちゃう、などということもありました。終わるとガックリと疲れ果てる。ひとり静かに居酒屋で落ち込む!ということがしばしばです。ベテランの俳優さんでも、初日の前には変な夢を見て眠れないこともあるとか。

里見公園にある「花と緑のまちづくり財団」が主催する「市川の緑地を知る体験教室」という講座が420日に始まりました。私が担当したのは2回目の「市川の緑地の現状を知ってもらおう」というテーマです。

市川といってもけっこう広い。その全域をくまなく歩き回っている人はそれほど多くはなさそう。それに、90歳を過ぎてもますますお元気な岩瀬徹先生、そして今は亡き石井信義先生と岡﨑清孝さんなどと、かなり頻繁に歩き回った記憶が貴重な財産になっています。そうした記憶を若い人たちに伝え残して行くのも自分の役割なのか、などと思う年齢に達しているのです。

今回の体験教室のユニークな点は、市内各地で活動している「いちかわ森の交流会」のスタッフが、それぞれの作業している樹林地を案内するという企画でした。最初は里見公園から国府台緑地へ、2回目には大野の森から竹薮だった前畑緑地へ。3回目は堀之内から大町教育の森へ、4回目は柏井町2丁目の緑地へ・・・というように。

柏井は、市民キャンプ場があるところで、花と緑の市民大学が始まった頃の実習林だった地域です。しばらくご無沙汰していた所も含め、こうした機会に苦労して作業を続けてきた人たちから直接話を聞けるなんて、すごくありがたいこと。

願くば、もっと多くの市民の人たちに、こうした作業にかかわっている人たちが支えてきた緑が残されていること、そして、市街化がすすむ市川での緑の効能を、家族みんなで微笑みながら実感して欲しいということです。

5月になってからは、市役所の自然環境課が担当する生物多様性の講座で現代産業科学館へ。中学校の理科の主任の先生たちへの講座がありました。各学校から一人ずつのいわば業務命令での参加です。嫌な予感がする! 小人数でお互いに顔を見ながら意見交換するのならば、具体的な話ができる。でも短時間に、しかも参加した先生方がどういうキャリアの持ち主で、何を期待しているのか、全く見当がつかない。やりづらい予感に悩みがつのる。

小中学校の体育館で、こうした話の依頼があるたびに実のところ暗くなるんです。体育館は音が反響してしゃべりにくい。教壇に上がって座っている大勢の生徒を見下ろし、上から目線で話すなんて、こっちはつらいです。何回か連続しての小人数での話ならば、その後の経過などで意見交換もできるけれど、1回限りでは反応がわかりません。

今回は、一方通行の話を避けて多少とも話し合うチャンスを作ろうと、三択クイズを考えることにしました。①ビオトープって何だ? ②雑草を定義すると? ③外来種とは? ④生物多様性!の四つ。

短い言葉で、しかも面白く、混乱させないで正解も一つ入れておく。考えだしたら、これってすごく難しい。自然界には、一筋縄ではいかないことがたくさんある。大学受験で、出題の先生方が苦労してもなお、間違いが出てくるのもよくわかる、などというのを実感してしまったのでした。あなただったら、雑草の定義、30字ぐらいの短い文章でどうまとめますか?

63日は、晴れ上がって暑い日曜日でした。この日、恒例の環境フェアがニッケコルトンプラザで開催されました。自分にとっては、こういう機会に環境にかかわるいろいろな団体の活動を知るチャンス!そして、ご無沙汰している人たちとめぐり合えて情報交換できる貴重な機会です。

最初に顔を出したのは、ニッケ鎮守の森の横の「おりひめ神社」周辺で行われた、こどもエコクラブのネイチャーゲーム体験、親子連れ合わせて50人ぐらいが参加してくれました。

環境関連の市民グループなどの展示場は、建物の中を通りぬけた東側先端のコルトンホールです。せまいところに県の生物多様性センターや市の自然環境課、農産物普及協議会など17のグループが軒を並べています。

「市川とまと」というパンフレットを、はじめてみました。市川市では、市川のナシの他に、ネギ、ホウレンソウ、ダイコン、キュウリ、エダマメなども作っているというけれど、そんな農地はどこに残されているのかな? 総武線沿いや行徳にそんな場所は見当たらない。とすると、市の北部だろうな。この辺の情報も集めながら、近いうちに現地を歩き回わらねば!

6月上旬、外環も貫通する。道の駅に、市川産の農産物がやがて並ぶのだろう。こうした場所で、市川産の取れたての情報がたくさん発信されるとうれしい。

【イラストの説明】



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by midori-kai | 2018-06-13 07:04
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


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