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第58回 6月(水無月) クロマツ

クロマツの発芽
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誰でも知っているように、市川市の木は「クロマツ」です。
マツボックリは、マツの果実。
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その隙間にタネが入っているけれど、見たことない人も多いのでは?
かくいう自分も、恥ずかしながら今まで確かめたことがなかった!
マツのタネは米粒ぐらいの大きさ。この春、タネをまいてみました。
半月たったら新芽が出てきた!
ダイコンの双葉は、カイワレで2枚だけれど、
クロマツでは針のように細いのが何本も出てきます!
何十年かがたって、ベランダが林になったらどうしよう?
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                            6月12日市川市大町にて撮影
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by midori-kai | 2015-06-13 07:21

各地で新緑の観察会・オープンフォレストなど  高 野 史 郎

春の季節は足早に通り過ぎて、新緑は見るみる大きく広がり、色合いを深める。今年の春は例年よりも早いテンポで初夏へと突き進んだのを実感する。5月の平均気温は、全国55地点で1946年の観測開始以来の最高を記録したという。
山の斜面に寝転んで見上げると、針葉樹の幹は真っ直ぐに天に向かい、広葉樹の葉は四方にひろがって、透けて見える葉脈が種類ごとの違いを見せながらもそれぞれに美しい。

年度替りの事務処理も一段落したこともあってか、4月末頃から各地で森を紹介する行事が行われ、そのいくつかに参加したのでご紹介しておこう。
 松戸のオープンフォレストは、この形をとって一斉公開するようになってから、今年で4回目を迎えたという。5月16日から24日までの期間、なんと16か所の森が地主さんたちの了解を得て公開され、いくつかの樹林地をつなげて「森へようこそ」の散策会が企画され、市の広報などで宣伝された。
森の開放に先立って、カラーで20ページの素敵なガイドブックが発行され、21世紀の森のパークセンターでは、5月上旬に里山ボランティア団体の紹介など、「森の文化祭」がプレイベント的に開催された。おそらくは、スタッフが関係先をあちこち頭を下げて回っての資金集めと協力依頼に、苦労を重ねての準備期間が長かったはずである。
松戸市が「里山ボランティア入門講座」を始めてから、かれこれ15年ぐらいになるのだろうか。市街地の中に残された緑地をどう保全するかは、いまなお難しい問題が山積みで、これはそれぞれの環境こそ違っても、各自治体に共通する課題となっているのはご存知のとおり。
ガイドブックにあるように、森の活動の始まりは不法投棄のゴミの片付け作業から始まる。遠くで見れば素晴らしい森の景観も、至近距離の人からの苦情が悩むのは、残念ながらいずこも同じこと。それらのわずらわしい課題をクリアーしながら作業を続けるのは、大変なことの連続である。
オープンフォレストの集合場所は、常磐線や武蔵野線、北総鉄道、新京成の駅などがスタート地点。そのうちの二つのコースにいそいそと出かけた。
改札口の近くには、腕章をつけたり、のぼりを立てたりと30分以上前からスタッフが集まり、準備に余念がなかった。
ひっそりと行列の後からついていくのは、責任がないだけに気楽な散歩を楽しめる。今回公開された16か所の松戸の森のうちの半数ぐらいは知っているのだが、今回初めての所では、どんな状況なのか、植物相の違いや管理方法、案内してくれるリーダーの個性など、それぞれに違っていて参考になるし、楽しめる。
20m以上の高さに伸びて、枝先の葉を確認できないほどの林があったり、見事な竹林があったり。崖下の建物に日陰ができすぎないようにスギを伐採して、背丈の低い林にするための努力など、大変勉強になる話をたくさん聞かせていただいたことに感謝!
実行委員会が主催したこのオープンフォレスト、延べ2500人ほどが参加したのだそうだ。

船橋市の「春の自然散策会」は、10年ほど前に発行された計17コースのマップを、10コースに絞ってリニューアルしたのを記念してのもの。9時半に「船橋県民の森」に集合し、白井市に近いところまでを含めて3時間歩くという「大神保・二重川コース」に参加させていただいた。
主催は、市の環境政策課。以前は環境保全課が担当だったが、この春から組織変更があったとのこと。案内役のリーダーは、船橋市在住の自然観察指導員で、緑の腕章をつけた人たちだった。どうやら何回も打ち合わせを重ね、どこの地点では何を説明しようと、かなり細かくポイントを絞っていたようすだった。
自分用の資料ファイルと、参加者に見せるための四季の変化など、拡大したカラーコピーを何セットも用意されていて、コピー代も大変な出費だったろうと、心配してしまう。
野鳥の姿は殆どお目にかかれなかったが、湿地の植物としては、ハンノキ、ハンゲショウなども。既に実をつけたキンランもあった。県民の森は南側がスギ林で下草もやや単調だが、落葉樹の林はやっぱり変化があって楽しい。
松戸の林ともども、一度案内していただくと別の季節がやっぱり気になる。何回か足を運んで、季節の移り変わりを実感したいもの。そうした人々がもっと増えて、緑地の大切さをもっと広くアピールしてほしいと願うことしきり。

当然ながら、市川市の森の状態とは何もかもみんな違う。運営主体やネットワーク作りもさまざま。でも、別のところを覗くと、共通項と相違点をいくつも気がつくことになる。お互いに参考になることも多いことだろう。
これらの会に参加した人たちに感想や意見もさりげなく聞いてまわった。今回は「たまたま、友人に誘われたのだけれど、自分のところには届かない情報には参加しようもない」という声も聞いた。
トンボも風の流れも、行政の境界はないのだから、あちこちの林を見たいという潜在希望を具体的な形につなげていきたい。そうした視点も加えながら、自分が暮らす地域の緑地事情はどうなのだろう、もっと望ましい状態にしていくために何が必要なのかを、考え・行動する人を増やしていきたい。
市川は自然豊かで、まちなかにクロマツが茂る素敵な市と信じ込んでいるわりに、地元の自然環境を自分の足で歩きまわって確かめてはいない人が多いことは何回もふれた。
林の管理にせっせと遠くから通って作業している人たちの存在も、残念ながら殆ど知られていないのでは?
7月4日の土曜日、ナシ街道沿いの大町会館に東京農大の濱野先生を招いての講演会が開かれる。「大町はかなり遠いなあ」と思っている人たちも含め、こんな機会を見逃さないでぜひ集まってほしい! 午後は、歩いて20分ほどの「わんぱくの森」へ移動して森の散策会。草笛音楽隊が迎えてくれるはず。
大町会館の開場は9時半から。詳細は市川みどり会のホームページ fukurou@midori-kai.net へどうぞ。お待ちしています。
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by midori-kai | 2015-06-12 06:15
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


by midori-kai
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