<   2013年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧


第31回 3月(弥生) アシタバ

フキノトウ
b0199122_7325731.jpg

春は新芽がおいしい! 自然の恵!!
田んぼの畦には、フキノトウ  山の方には、コシアブラ 
    注意してほしいこと 二つ 
ぜんぶを 採りつくしてしまわないこと
そして、新芽はみんなおいしそうだけれど
      毒草も あるということ
[PR]

by midori-kai | 2013-03-05 07:34

巨樹の観察会 そして荒行のこと!  高野史郎

去年秋、中山法華経寺あたりで、巨樹観察会をしました。主催は市の環境政策課です。環境省の基準では、胸の高さでの幹周りが300㎝以上のものを、巨樹と呼んでいます。市川に何本ぐらいあるか、ご存知ですか?
ざっと230本です。ここでざっと230、といったわけは微妙な問題をはらんでいるからです。幹の周りは凸凹していて正確には測り難い。急斜面に生えているものは、どっち側から測る?となります。
もっと厄介な問題は、大邸宅の庭の奥にあるものは、外からでは分からない。大木は遠くから見てすぐにわかるほど、大きく聳えているとは限らない! 
小学生たちに、この木はどのくらいの二酸化炭素を吸収できるか、という調査をさせていたことがありました。木の種類と幹周りから葉っぱの茂り具合を想定し、光合成で吸収する炭素の量を計算する。この木1本で、地球の温暖化防止に、こんなに役立っているんだよ、というお勉強です。
                     *
でも、現実は厳しいし、つれないんです。サンプルに計った大木は、きっと幹がすんなりと高く伸び、葉っぱをたくさんつけて、風にそよいでいた恵まれた条件の木です。市街地では、たいていは幹の先端が切られ、横枝は毎年のように切り払われて、かなりつらい育ち方をしています。
それに、道路の境界には、地主さんが「なわばり宣言」で植えられたものが昔は多かった。道の両側は、排水のためにU字溝が埋められる。根を張る場所がないんです。道路幅を広げようとすると、木が邪魔になります。さてどうしましょう?
街の真ん中では、残念ながら仕方ないことなのでしょうね。とすると、せめて市の何か所かには、見上げるような巨樹が聳えていて、地域のシンボルタワーとなる。お年寄りや子ども連れも時々集まってくる。根元を踏みつけられないで、ちょっと離れた場所から見上げることもできる。そんな樹木公園みたいのがあるといいですね。
そのためには、「緑」ってものすごい力を持っていて、「ここへ来るとホッとするよね」と親子づれで笑顔になる人が、もっともっと増えるのが条件となることでしょう。
法華経寺のあたりは、参道沿いの斜面から先にケヤキが、奥の聖教殿の辺りにはクスノキの巨樹が多いの、ご存知ですよね。市川で、クスノキの巨樹がまとまって見られるのは、真間山下の斜面林と、ここだけです。
参道の方から歩いて五重塔の右側、道路を挟んで小さな駒形堂と呼ばれる祠があります。ここの「泣きイチョウ」も、葛飾八幡宮の千本イチョウ同様に貫禄があります。千本イチョウの方は、根元が踏みつけられないようになっている。泣きイチョウの方は、そうなっていないから根元も踏みつけられるけれど、幹に直接触って、見上げることもできます。
                     *
この中山に、荒行堂が二つあること、知っていました? 法華経寺の奥と、遠寿院です。ものすごい修行です。1日に7回も水をかぶる! 食事は1日2回、睡眠時間は4時間ぐらいらしい。
その100日間が終わってお寺にかえる場を、たまたま見学する機会がありました。場所は、長い藤の花で有名な宮久保の高円寺です。
もう皆さんすっかり疲れ果てて、げっそりしていると思ったのが大間違いでした。お迎えした信者の人たちはオーバーで包まっているのに、白い衣を脱ぎ捨てた10人ほどのお坊さんは、すごくたくましいです。鼻水をたらしているとか、咳き込んでいるなんて、関係ない! スポーツマンみたい。
ここで、700回の「水行」の最後となるらしい元気いっぱいの、冷たい水をかぶったのでした!!
どうも不思議です。世の中の常識では、健康を維持するためには、1日に30品目の各種食品を食べることが望ましい、などといわれる。そして、少し前から「路面間隙雑草」という言葉が登場してきました。
マスコミで話題になったのは、2007年に兵庫県相生市で、アスファルトの隙間を突き破って出てきた『ど根性ダイコン』でした。
路面の小さな隙間に、飛んできた小さなタネが雨水を受けて、運よく発芽した! かたいアスファルトの隙間に根を伸ばす。どんどん伸ばさないと、水っ気があるところに間で届かない。水を求めて、下へ下へと伸びる。
この状態を、根を引き抜いて絵を描こうと思ったのですが、満身の力をこめても抜けるもんじゃありません。すごいです。
お年寄りの集団を前に、自然環境のお話をすることがよくあります。最後になって質問の時間、すると必ず出てくるのが「あの~、ウチの植木なんですけれど、元気ないんです。水が足りないのか、もっと肥料をあげないといけないのか、どっちでしょう?」
たぶん、やりすぎです。水浸しで、根が呼吸できないでいる。もっと新鮮な空気を! という状態だろうと思われます。林の木は、誰も水遣りをしたり、化成肥料をばら撒いたりしていないんですから。
[PR]

by midori-kai | 2013-03-05 07:31
line

市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


by midori-kai
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31