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第20回 4月 ホウライシダ&ギンゴイデス

ホウライシダ&ギンゴイデス
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イチョウは、漢名もたくさんあります。銀杏、公孫樹、鴨脚子。
英名では、なんて呼ばれているのか ご存知?
ホウライシダの仲間の、園芸屋さんでの呼び名は属名のまま“アジアンタム”
この英名が maidon hair fern  ビーナスの髪のように風にそよぐシダ?
それに葉の形がそっくりなので
イチョウを“Maidenhair tree”というロマンチィックなのもありますよ!
イチョウ型の葉をした化石は、2億年前ぐらいのもので、三畳紀~白亜紀。
日本でも石川県などから出土しています。今のイチョウにそっくりなギンゴイデス。
高さは30mぐらいと考えられています。
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by midori-kai | 2012-04-03 17:07

鶴岡八幡宮の大イチョウを 見に行ってきました! 

 3月10日の 市川みどり会「里山再生講座」は雨のため室内講座に変更、濱野先生の後半の講座では、強風で倒れた鎌倉の大イチョウ再生への取り組みのお話を、有難く拝聴させていただきました。
その現場を見に行かないことには、締めくくりがすっきりしません。もう10年以上も鎌倉へ行ってないんです。何が何でも、現場を見に行かなければ!

年度末の3月31日は、ものすごい強風、それを覚悟で房総半島の南端へ。外房の海は景気がいいから大好き。大学へ入って初めての合宿が太海でした。まだSLの時代です。
岩にくだける白波がものすごい。海辺の道は危険で歩けない。仁右衛門島が白波にかすんで見える。午前中に風速17mを記録したとか。
何だかいや~な予感がして、午後は早めに帰路についたのが正解でしたが・・・。電車は止まっていて30分以上も鴨川で待つことにはなってしまった。いいこともたくさんありました。懐かしい海浜植物にたくさん出会えた。それに、ソメイヨシノとオオシマザクラが咲きだしていたんです。
遅かったこと今年の春も、ようやくやってきた感じ。

その翌日の4月1日の日曜日、晴れあがって、青空がうれしい。心が弾む。方向音痴が久しぶりに横須賀線に乗った。さて、目指す鶴岡八幡宮は、北鎌倉で下りるのか、鎌倉駅だったっけ?から始まる鎌倉ハイキングのスタートです。
鎌倉駅で下車、駅前の案内図を見ながら八幡宮の場所を探す。左手に赤い鳥居が見える。そっちの方向へ人が動いているから間違いはなかろう。でもしょっぱなから、ものすごい渋滞の人ごみなのにびっくり! 残念ながら市川の大門通りの比ではない。ソフトクリームや何とかせんべいのところには行列ができている。わき道へ折れて、そこからまっすぐ八幡サマへ向かうことにしました。並木のソメイヨシノが、2~3輪咲きだしていました。
ありました、ありました。階段を少し上ったところに切り株の位置、ちょっと土盛りしてあって、真ん中部分に穴が開いているのがわかる。階段のすぐ横に、こんな近くに大イチョウがあったのですね。濱野先生が「階段は壊れなかったのか、人のケガはなかったのか?」と最初に宮司さんに聞かれた理由を実感しました。
根っこが元気に横に延びていたのなら、階段の下まで当然入り込んでいたほどに、イチョウが聳えていたわけです。
そして、そのすぐ左側、何mかの間隔で、倒れて掘り起こされた幹の下半身部分?はどっかりと植えつけられていました。説明看板を眺める人の身長から考えると、残された幹の高さは4mほどか? 横から見ると 幹の直径の2倍ぐらいの高さで、上が切断されたことになります。
幹のまわりから、細い枝が何本も出ていました。これらは倒れる前からの枝か、切断された後の枝なのか? 去年はたぶんここから葉が出たんでしょうね。先生の話しでは、満足な根はほんの何本かしかなかったとか。
植物のタネからの発芽も、ついつい地上部分のほうばかり気をとられるけれど、その前に発根していないと吸水できない。挿し木の場合だって、切断されたことによって、それまで眠っていた芽と根が、天と地に向かって新しく動き出すんですから、生命力のものすごさは驚異的です! 
この大イチョウの場合、幹に蓄えられた何百年もの生長量のかたまりが、新しい発根と地上部への萌芽と、どう配分されて、再生への活動が始まるのだろうと考え込んだのでした。
間もなく若葉が育ち始める季節になる。5月ごろの、人出の少ない時にじっくり見に来なくちゃと思い込んだ次第です。

ところで、です。3月に濱野先生の話しを聞いた方、そして、先月号のこの記事を見ていない方もいらっしゃることでしょう。倒れる前の大イチョウの根際の株立ち状態を、ぜひイメージして欲しい。
太い幹が1本だけではなく、まわりからヒコバエが何本も出ていたらしい。殆どの根が腐っていたから、階段を壊すこともなかった。
1.倒れたのは、まわりの細い幹を含めてそっくり全部だったのか、 それとも・・・
2.真ん中の太い幹だけが倒れて、まわりで伸びていた細い幹には元気な根がたくさんあったから残されて、現場で倒れずに踏みとどまった?? さあ、どう思います?
現実には、元の場所と、その隣の引越し先と、2か所に別れてイチョウがあったわけで、看板にもそのような説明が書いてありました・・・。帰宅してスケッチを見ながら、改めて考え込んでしまいました。何としても葉が伸びた頃、もう1回は行かなくちゃダメですね。
自分の記憶や、現場の確認方法が万全かどうかを確かめる気にもなっていて、あえて簡単なスケッチだけで、写真を撮らなかったのです。柵の中に入って、寸法を測ったりなでてみたりはできませんでしたし。
濱野先生は「移動した根株は20tだった。斜めの位置から持ち上げて移動するのには、35tのクレーン車を現場に入れないとできない。左右からの通路の階段や、真ん中の太鼓橋をどう通過できるか考え込んだ」というお話でしたね。
そのあたりのお話を頭の中で反芻しながら、あなたもぜひ、現場でこのミステリーを再構築して解き明かしてください! 「あなたの見守るまなざしが、この大イチョウの再生の励みにつながる」。
その報告を、ぜひこのページに!!
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by midori-kai | 2012-04-03 16:59
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


by midori-kai
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