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《たかのさんと一緒にサクラの花を観察しませんか?》

市民環境講座「サクラの花を観察しよう」
国府台周辺に咲くサクラの花を観察しながら自然環境を考えます。
日時:3月27日(日)午後1時(京成/国府台駅改札口前集合)~3時頃まで
観察場所:国府台周辺
◆電話で先着30人(小学3年生以下の子供は保護者同伴)
◇事前申し込み必要◇
◆お申し込み受付◆
3月22日(火)午前9時~(市川市役所:環境政策担当)TEL047-320-3120
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by midori-kai | 2011-03-19 16:05

第7回 3月 オオヤマザクラ

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オオヤマザクラ
ふつうのヤマザクラよりもピンクが濃い、東北系のヤマザクラです。といっても、日本特産種ではなく、朝鮮半島から南千島まで分布しています。今よりも寒冷な時代には、九州や四国の山奥にも育っていたのに、温暖化に追われたものの一つらしい。
花の色などから、蝦夷山桜とか紅山桜などとも呼ばれています。花柄がほとんどないのも特徴の一つ。市川市内で見られるのは、たぶん、大町の自然観察園、バラ園の先に植えたものだけです。
イラストは、東京の水がめ、群馬県の山奥に4月下旬に咲いていたものです。
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by midori-kai | 2011-03-18 22:44

弥生3月サクラが咲く!

「三寒四温」とかと昔の人は言っていました。揺れ動きながら、春がやってくる。今年の2月末は、温度が10℃も違う日があって、何を着たらいいのか迷ってしまった。3月から4月は、順調に季節がまわっていくのでしょうか? 
人の暮らしは、エアコンや重ね着でカバーする。外気にさらされている生き物たちは、対応に困ります。それぞれの生物種に、何万世代と気候への対処方法が伝承されてきたものだけが、今生き残っているということのようです。
ヘビなどは変温動物。外気温と体温とが完全に同じだから温度差によるセンサーにも反応しない、蛇の家宅侵入は、感知しないのだそうですよ。アイドリングストップの省エネ暮らしです。
「植物に、体温ってあるんですか?」 こういう質問、受けたことありません。雪の中で凍っていることはありそう。でも真夏の暑い時、葉っぱに触るとひんやりとして気持ちいい。熱くなっていない。大量の水を吸い上げて、蒸散作用をしているからです。
ともかく今年も春はやってきました。ウメの花盛り。そしてあちこちでサクラが咲いている。十年ぐらい前は、ウメが咲き終わって、少し間があって、待ちわびた気分になったところでサクラがパッと咲いてくれた。最近は、サクラの「旬」もなくなってしまいました。
2月の寒い頃から咲き出したサクラは何者? ひと昔前の冬の桜といったら、冬桜・寒桜・十月桜などなど。白か薄いピンクで、ひっそりと咲いていたグループです。
それが、「河津桜」の出現で、世の中すっかり変わってしまった! 鮮やかなピンクです。それがそこらじゅうで賑わっている。これが咲くと、まわりの空気までが明るくなる。
でも、この桜への対応は、微妙です。素直に喜んでいる人と、苦々しく思っている人と、どうやら二分されているように思いますが、あなたの感想はいかが?
                     *
この桜のそもそもは、どうもよく判らない。河津に住むさるお爺ちゃんが1mほどの桜の苗を持ち帰った。昭和30年2月のことです。10年たって昭和41年1月下旬に初めて花が咲いた。ワー、きれいきれい! 早くから咲くし、ピンクが明るい。
これを町の名物にしよう!ということになって、接木でどんどん増やした。今年も、河津町では2月はじめから桜祭りが盛大に行われたはずです。川沿いはみんな河津桜です。おそらくは一株の親から、何千本と増やされたことでしょう。伊豆急さんも、河津町も桜さま様です。
《 謎のその1 》 たまたま持ち帰った1本が河津桜の始まりになったけれど、そのまわりにも同じようなものがあったのでは? 宝くじみたいですねえ。
DNA鑑定では、カンヒザクラ×オオシマザクラに間違いなさそうといわれています。その両親は、いったいどこで落ち合って、この子を産んだ?? ひとりっ子だったのかなぁ?
《 謎のその2 》 10年目に初めて咲いたという。ふつうはもっと早く咲きます。割合にオクテだったのか、大器晩成? それまでの育ち方が悪かった? 原木は、お爺ちゃんの家の道路沿い入り口にあって健在です。この原木も、そろそろ還暦を迎える年齢になりました。今は高さが10mぐらいです。トシのわりに小ぶりです。
これからどうなる、どうなっていく? 何千本・何万本かのカワヅザクラは、全部同じ遺伝子のはず。栽培植物というのは、クローンが多いのです。団塊の世代のように横並び。
50年たって、100年たったら世の中も、この桜並木もどうなっていく? 人間の寿命よりも桜のほうがずっと長生きのはずです。皆さんも長生きして、カワヅザクラの行く末を見守りましょう・・・。
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河津桜だけではなく、かなり前からカンザクラという早咲きの桜があって、2月末ごろから咲いています。市川では、真間山弘法寺近くのコブシの大木のすぐ脇にも。この親は、カンヒザクラ×ヤマザクラとされています。花の直径が3㎝と大きいのは、オオカンザクラと呼ばれ、片親はオオシマザクラかな? カンザクラとは、別の系統のようです。
カンザクラとカワヅザクラ、両方の親として登場するカンヒザクラは「寒緋桜」、沖縄では12月ごろから咲き出す濃いピンクというよりも赤紫がかった釣鐘状の花です。ウン十年前は「緋寒桜」といわれていたけれど、カナ書きすると「彼岸桜」と間違えるので、最近は図鑑でもこうなっています。
「ソメイヨシノは品格にかける!」 桜はやっぱりヤマザクラという人が、けっこういます。その延長線上でカワヅザクラは品がない、どうしてみんな騒ぐのだと、苦々しく思っている人も多いようなのです。
そんな意見の多様性の中で、江戸川沿いの土手はカワヅザクラの花盛り。今年も2月はじめから咲き出しました。

花の色、葉とのバランス、樹形、景観として街の中ではどんな桜が望ましいのか?? 好き嫌いにもそれぞれの深い思い入れがあります。ともあれ、ソメイヨシノから各種の里桜と、市川の桜の花盛りが、5月中旬まで続きます。
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by midori-kai | 2011-03-18 22:38
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


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