カテゴリ:みどりの道を 散歩しましょう!( 7 )


第43回 コブクザクラ&市川のサクラ開花グラフ

コブクザクラ
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メシベが複数あって、サクランボの形もいろいろなので子福桜。
11月頃からポツポツ咲きます。じゅん菜池の真ん中あたりで咲いているのがこの花です。
冬の花は、花の柄が短いので梅の花と間違われる。
ちょっと一休みしてから4月頃に咲く花は、
花柄が伸びて、別の花みたいな感じです。
イラストでは、冬の花と春の花の違いを。
新しい枝はまだ緑色、去年出た枝は茶色になっている。
花がどこから出て咲いているかも、ちゃんと見届けましょうね!

市川のサクラ開花グラフ
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by midori-kai | 2014-03-04 00:38 | みどりの道を 散歩しましょう!

三舟山から 袖ヶ浦の旧環境緑化センターの見学へ  高 野 史 郎

わんぱくの森の会の「バス研修」が10月15日にあり、君津の三舟山から袖ヶ浦の旧環境緑化センターへ見学に行く機会に恵まれましたので、ご紹介方々報告させていただきます。
袖ヶ浦のほうは、25年ぐらい前?から時々お邪魔する機会がありました。緑化樹ということで、イタチハギを初めて見たのが印象に残っています。
マメ科だからニセアカシア同様に、成長が早くて荒れた土にも育ちやすいのでしょうが、個人的趣味からいうと、「品がない」。好きになれない木です。すみません。埋め立てから40年余り経過して、立派な森になったのに感心することしきり。
午前中に行った君津の三舟山というのは、行ったことがなかった。県内の自然情報にチョー詳しい久保田三栄子さんに電話して、予備知識を貰っていたのが役に立ちました。
天気はきわめて不安定。何だって今年は、10月になってからも台風が来て、各地に被害をもたらすのでしょうか。この日も現地についた昼近くからポツポツ始まり、帰りはもう大変な大雨状態でした。
案内所に着いたところで、森の整備作業をされていたらしい方の軽トラが、つる草を山のように運んできて広げた。「オカワカメ」といって、食べられるらしい。ヤマイモの仲間のオニトコロみたいのも混ざっている。オカワカメっていう言葉、聞いたことありません。たぶんアオツヅラフジなのでしょうが、持ち帰ったどなたか、試食の感想をぜひお聞きしたいもの。現地では、野菜的に頻繁に利用されているのでしょうか?
三舟山は、噂どおりに株立ち状態のマテバシイがすごい、のひとこと。治山の立場からすると、分厚い葉がビッシリと茂って林床が暗く下草が生えないから、大雨が降ると表土が流れる。枝先を切り詰めてもすぐにまた茂る。困ったもんだ、という話しを聞いたことがあります。
ウイルスによる葉緑体の変化とかで、葉に金筋が入るキンモンヒヨドリとも久しぶりのご対面です。観光コースのようにもなっていて、いろんな花木も植栽されているから、四季折々に花を楽しめる場所のようで、すれ違った女性グループも、そんなご常連のようでした。
案内所に戻っての昼食、近くを散歩したら、キブシ、クロモジ、ワレモコウなども。小さな流れには、観賞用に持ち込んだのか、ホテイアオイが水色の花を咲かせていました。北原白秋の詩集に、「ウオーターヒヤシンス」のルビつきで登場しています。
                       *
1時間ほどバスにゆられて、午後は旧緑化センターに。伊藤道雄さんの解説で「緑化適応試験地の今昔」のビデオを見る。サンドポンプで泥水を流し込む、吐き出したところで粒子の違いから層ができる。場所によって土質の違いが出てくるので、液状化が場所ごとに違うという説明で、なるほどと納得。
大雨がひどさをます中、参加者の強い希望?で傘をさしての林の見学へ。常緑樹が多いから、車の音も聞こえない、潮風も遮られる効果はあるのだが、今となってはちょっと暗い林になりすぎたという反省もあるとか。
ギンナンがたくさん落ちていました。雨の中のギンナンを見ると、市川学園・石井信義先生の30年前の原稿を思い出します。行徳のお寺で、嵐の時にギンナンを拾っていたおばあさんに、枯れ枝が直撃して死亡した事故がありました。管理不足か自然災害かと、最高裁まで行った事件でした。自然現象は、時に非情な災害をもたらすこともあるということなのでしょう。
マテバシイの落ち葉のところを掘ってみる。葉が厚いし脂肪分が多いのか、水をはじいて腐りにくい。すぐ下は乾いて水っけが全然ない。タネが落ちても根が伸びにくいから、ますます下草が生えにくい状態となるとのこと。
堆肥作りには、昔からコナラやクヌギなどの落葉樹の落ち葉が利用されていたのも、この道理なのでしょう。有機質肥料として畑に入れた堆肥は、2~3年で分解されるぐらいがちょうどいい、という説明がよくされます。ササの葉や松葉を入れないようにというのも、こうした理由なのでしょうね。
筑波大付属の聴覚障害支援の学校の大ケヤキ、毎年ケヤキの落ち葉で子どもたちが焼き芋を作っていた時代がありました。
年によって、焼き上がりが全然違う。葉の厚さが違うからでしょうか?と質問されたけれど、そんなこと考えたこともなかった。常緑樹と落葉樹の葉の厚さを調べてみたいと思っていながら、まだ試していません。書籍用紙の紙の厚さは、10枚で1㎜ぐらいです。マテバシイの葉の厚さはどのくらいなのでしょうか?
埋立地からの植物遷移を見られる場所としては、行徳の野鳥観察舎で知られる特別保護地域があります。ここも埋め立てからざっと40年が経過しました。内陸性湿地の研究会には岩瀬徹先生などが長年かかわっていて、何冊もの報告書が出されています。
行徳保護区の場合は、袖ヶ浦と違って何も植栽していない。埋土種子からの発芽と、周辺からの風や野鳥によって運ばれた種子から育った植物たち、風と野鳥が作った森です。帰りのバスの中で、この比較をずっと考えていました。
袖ヶ浦では、2012年に生物多様性調査を実施しました。それまでは、樹木調査だけに集中していて、野草や昆虫などの調査はしてこなかったとか。
その結果、樹木181種類(記録上から消滅したものが44種)。草本類が171種、昆虫類360種、クモ50種などが確認されたとのことでした。
お天気のいい日に、いつかまたゆっくり行って林の成り立ちをみようと思っています!
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by midori-kai | 2013-10-28 05:38 | みどりの道を 散歩しましょう!

初冬のわんぱくの森で 

この秋の紅葉、どこかへ出かけましたか? 例年に比べていかがでした? 私の感じでは、イマイチ、夏の高温乾燥・天候不順を引きずって、真っ赤にはなりきらないうちに寒気がやってきた。
葛飾八幡宮参道のイチョウ並木も、11月末頃から黄色になり始めました。毎年、早く黄色になる株と、遅くまで緑を保っているものとがあるのを気にしています。正確に記録して確かめようと思いながら、忘れてしまうことの繰り返し。あれは個体差なのか、それとも日当たりとか風あたりとかの微気象のなせる結果なのでしょうか?
12月早々に霜が下りたのか、落葉樹の葉が一斉にしなびて垂れ下がった。我が家の玄関内側の温度計では、5℃を記録しました。(我が家では、エアコンは年間を通して、ほとんど使ったことがないんです!)
10年前頃から、あちこちの庭先に植えられ、晩秋の青空に向かって高く咲く青紫の皇帝ダリアの、花も葉も急にしおれた。
でもでも、斜面林の落葉樹たち、コナラやイヌシデなどの黄金色のグラデーションは、毎年のように心を躍らせてくれる。日本列島の四季の移り変わりの素晴らしさに、感謝したくなります。
                      *
12月1日、松戸市との境に近い大町の「わんぱくの森」で、焚き火を囲みながらの団欒のひと時がもたれました。といっても、酒宴ではなく、メインは東京農大の濱野先生の林を巡り歩きながらの解説です。小人数で、お互いに顔が見える程度の人数を、濱野先生は考えていたようです。
予定されたプログラムでは、林の中での散策は短時間にして、焚き火を囲みながら先生の講義をすることだったらしいのですが、そうとはなりませんでした。
10時に始まりと聞いていたのですが、スタッフの方々はそのずっと前から準備をされていたようで、自転車で駆けつけたときには、もう林の中での先生の解説が始まっていました。やっと焚き火のところに戻ったのが12時半ぐらいでしたから、おそらく2時間ぐらいは楽しいお話が続いたようです。

サワラとヒノキの違い。背中に入れて、痛いのがサワラで、痛くないのがヒノキ。サワラの葉を手でもんでみて、においを嗅ぐ。この匂いを蝿は嫌いらしい。お魚の下にサワラの葉を敷くのはその効果もあるから。
両手で丸い形を作る。その間に別の人が手を差し込む。それを何人かが重ねて、枝先の形ができる。指先を丸くするか、外側へそらすかの違いで、葉裏の白い気孔帯の形も違ってくる。「これを子どもたちにやって見せると、絵の描き方も違ってきますよ」。なるほど・なるほど。この解説初めてでした。
サワラの方は下枝が落ち難いし、若いうちはヒノキと違って曲げやすい。苗木の値段が安いこともあって、このあたりの垣根にはサワラがよく使われる・・・。コナラにもテングス病があることも初めて知りました。

「わんぱく古道」と呼ばれる杉並木もあります。「この外側はすこし低木を切った方がスッキリします」。2本あるヤマザクラの両側も、もう少し日当たりよくして枝が伸び、目立つように・・・。
今このドングリの森のすぐ北側は、何やら工事中で、建物が建つらしい。川の流れが、松戸市との境界線です。先方から見えにくくするには、シロダモやヒサカキなどの、低木が育つといいですね。などなど。
昼過ぎ、急に曇ってきて雨が降り出し慌てました。でも30分ほどでおさまって、やがて青空が。コナラなどのすんなりとした木立ちが、斜めからの光を受けて輝きます。
南北に長い市川市ですが、ほんのちょっとだけれど起伏があって、昔からの野草の自生が見られる林は、今ではここだけかもしれないな! 

このわんぱくの森は、スタッフの人たちが手入れをしているのが毎月2回、その時しか外部の人が入れないように鍵がかかっています。小学校を突き抜けた奥にあるので、子どもたちの安全管理のためです。でも、もっと多くの人に、特に子どもたちに、市川にもこんな林があることを知って欲しいナ。いろんな人に楽しんでもらいたい、大勢がいっぺんにではなく。この判断は難しいことなんですが。
もうすぐ、冬至です。1年で日が一番短くなる。地球から見れば、一番遠くに太陽が位置している。「冬至にカボチャを食べると風邪を引かない」と昔から言われていました。ヨーロッパには「リンゴ1個で医者要らず」なんていういい伝えがあったような気がします。

「冬至の七草(7種)」というのもあるそうですよ。レンコン、ニンジン、ギンナン、キンカン、カンテン、ウドンなのだそうです。これではひとつ足りない。
カボチャは別名が南瓜(ナンキン)。「ン」がつくのは運がいい。冬至の翌日からは、少しずつ日が長くなる。クリスマスツリーだって、明日からは日が長くなるという期待と喜び、冬が厳しい高緯度の、北欧の人たちのお祭りがその起源のひとつとか。
 12月は、忘年会シーズン。年を忘れて・・・ますます元気で、いいことたくさん、ありますように。「望年会」の方がイメージがいい! という意見もあるようですよ!!
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by midori-kai | 2012-12-08 03:42 | みどりの道を 散歩しましょう!

7月 第23回 ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ
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   見るからに暑い! 濃いオレンジ色の花です。1日だけの花盛り!
     尾瀬などに咲くニッコウキスゲと同じ仲間の へメロカリス。
       八重咲きだから ますます“酷暑”の実感がありますね。

      春には新芽が、夏には若いツボミが、和え物やテンプラなどで楽しめる。
中国では花を乾燥したものが 市販されています。
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by midori-kai | 2012-07-09 04:25 | みどりの道を 散歩しましょう!

12月といえば クリスマス!!

多少とも年配の方ならば、ひと昔前のクリスマスを覚えていらっしゃることでしょう! 
あの街中が浮かれた熱気は、いったいどこへ行った?! 1
1月にはもう、街に♪ジングルベルや ♪ホワイトクリスマスが流れていた! 
実に10種類以上ものクリスマスキャロルのレコードが発売されていた。
イブになると、いいお父ちゃんが、白いとんがり帽子を恥ずかしげもなくかぶって、ケーキを持って、いそいそと我が家に向かったのです。
                    ☆
クリスマスカラーは、ご存知の赤と緑。それに白い雪。でもこれって、北欧のイメージですよね。はるか南半球では、太陽が真上に来ている。12月は真夏の真っ盛り。雪は降らない、トナカイもいない。青空のブルークリスマス! (アタシは行ったことないから、両方とも、夢見るばかり!)
そして、クリスマスを象徴する花といえば・・・ポインセチア、そして赤い実のついたヒイラギ。昔は、クリスマスカードっていうものがありましたねえ! 今は、葉書も便箋も持っていない人・使ったことがない人が激増しているから、外国にお友達がいる人ぐらいしか、カードなんて用がなくなりました。そのカードには、赤い実のヒイラギがよく使われていました。これがセイヨウヒイラギで、葉は互生で、赤い実がなる。モチノキ科。
それに対して、日本に生えているヒイラギは、葉っぱの形は同じようでも、葉のつき方が対生、黒い実がなって、分類ではモクセイ科。いわば他人のそら似で、花の構造も違い、全然関係がないんです。11月頃、小さな白い花が咲いて、いい香り。気がついた人、いらっしゃるかな?
そこで、お花のお師匠さんたちは困った。南天か、サンキライ(サルトリイバラ)の赤い実を日本産のヒイラギにくくりつけて、「どういうわけか、日本のヒイラギは赤い実にならないんですねえ!」などと、説明したものです。
いま、お花屋さんに出回っている冬の花といえば、ポインセチアとシクラメンの鉢植えでしょうか。両方とも、耐寒性の強い品種が出回って、外に置いてもすぐに枯れることはなくなりましたが、やっぱり寒さにはこたえるはず。改良された園芸植物でも、遠い祖先の原産地の気候を、いつまでも記憶しているものだから、その辺のご配慮をぜひ。
またまた古い話になりますが、戦争中は敵国語などといって、カタカナを使っちゃいけない変な時代がありました。ポインセチアは、猩猩木――ショウジョウボク。猩猩とは、オランウータンのこと。赤い顔やお尻のことではなく、赤茶色の体毛からの命名らしいです。
そして、シクラメンの和名は? 英名はSow-bread 訳して「豚の饅頭」。これじゃつまらないと、牧野富太郎さんは、優雅に「カガリビバナ」と命名しました。
これってイメージぴったし、素敵ですよね!
辞書を調べることが苦にならない方は、漢和辞典や英語の辞書などで、別の国では何と呼ばれているんだろう、とつなげて考えてみること、お勧めします。お年寄りには、「漢字ではどう書くんです?」とよく聞かれる。日本でフツウに思い込まれている漢字名が、実は日本産の「国字」で、中国の人にはまったく判ってもらえない、などということもあったりするのです。
                    ☆
すっかり寒くなりました。冬です。日暮れが早くなりました。お彼岸の頃、太陽は真上にあった。昼と夜の長さがおんなじ。間もなく冬至です。今年は12月22日。日の出が6時47分、日の入りが16時32分。昼間の長さを計算すると、9時間45分。人の影も、細く長く倒れます。日陰は寒い。
でも植物にとって、日が短くなって花の準備をするものもあります。昔のコスモス、昔の菊、そしてここ数年、あちこちで見られるようになった「皇帝ダリア」がきっとそうでしょう。
昔の・・・といったのは、そんな自然の成り行きを改良した園芸植物もけっこう多い。今は昼間の長さと関係なく、30㎝ぐらいに大きくなれば花を咲かせるコスモスが、主流になりました。昼間の長さを電灯をつけることで延ばし、花芽分化を遅らせてお正月の出荷まで待たせておいたのが、電気を煌々と照らしていた「電照栽培」でした。世の中ずいぶんと変わったものですねえ。
                     ☆
12月25日はクリスマス。冬至の日に近い。まだまだ冬の最中だけれども、明日からは日が伸びる!ほんの少しずつ、春が近づいて来るんだと冬至のお祭りを、北欧の人たちは大昔からやっていたらしい。
「雪の中じゃあ、神様だって寒かんべえ。神様の住んでいそうなでっけえ木さ、はあ、ウチのなかさ持ってきて、春を迎えるお祭りさ、みんなでするべえ、そうすんべえ。ソーセージかなんか、ぶら下げるベか?」これがクリスマスツリーの始まりだ、というお話もありますよ!!
もういくつ寝ると お正月! その前が忘年会。いろんな災難もあった2011年が終わります。
「望年会」をみんなで!  いいこと、たくさんありますように!!
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by midori-kai | 2011-12-06 19:02 | みどりの道を 散歩しましょう!

紅葉の色もいろいろ そして お正月へ

市川でのモミジの名所は、なんといっても大町の自然観察園。
12月始めまで、土日などは大変な賑わいです。でも、中山の法華経寺周辺とか、里見公園の奥などもモミジがきれい。
その気で探せば、市内のあちこちで紅葉が楽しめます。
紅葉がきれいになる条件は、昼間の日照、そして夜の冷え込み。
しかし、霜にあたってしまえばいっぺんに縮んで、ダメになってしまうというデリケートさ。
毎年の紅葉の色具合と時期は、このところの天候異変で年ごとに違うようです。
5年ほど前の弘法寺で、正月飾りに紅葉がいっしょに見られるという不思議な景色もありました。
葉が赤くなるから、紅葉。では、イチョウの黄色の葉っぱ「黄葉」? これも「こうよう」なのか、それとも「おうよう」が正しい発音か、悩ましいところです。コナラなどは茶色になる。 
「茶葉」という言葉はなさそうですから、みんなまとめて「紅葉」にしちゃいましょうか。
                     ★
赤い葉っぱの主流派は、カエデ科カエデ属。北半球を中心に世界に200種ぐらい。
千葉県では基本的な野生種が5種(といってしまっていいのかな?)。変種扱いがいくつかある。
それに園芸品種が何百とあるんです。
元禄時代(1700年前後)にブームがあり、「地錦抄」などが出版されています。

モミジとカエデはどう違う?
これが実は難問です。語源的には、カエルの手みたいな形で蛙手→カエデ、そして赤く染まるのが「もみずる」→モミジ。だから結果として「モミジ=カエデ」なのに、切れ込みの深い・浅いなどでの習慣的な使い分けもある。
「草もみじ」といえば、高山植物などの秋の装い! 葉っぱの形から、モミジカラマツ、モミジイチゴ、モミジガサ・・・などの植物名もありますね。
モミジの仲間でのおなじみは、「イロハモミジ」。お手元の図鑑で、種名のカナ書き表示をお確かめあれ! 京都では、高雄が紅葉の名所なので、同じものを「タカオカエデ」と呼んでいます!
ヒマラヤも、ジンギスカンさんも、最近は現地現名主義とかで、地元での使われ方・発音を優先しています。だから、図鑑も、発行所が東京か関西かで、違うのかもしれませんよ。地元の植物を写真に撮り、イラストを描く材料にしているからです。(すると、標準和名って何なのさ!) 
モミジの仲間は、5月ごろに花が咲いて、やがてプロペラ型の実になる。典型的な風散布で、風に飛んで分布を広げます。
高等植物の分類は、花の形から区別しています。葉っぱの形だけでは、何科に属するかわかりづらい。
あの、スエーデンの植物学者Thunbergさん(1743~1828)もモミジの分類を勘違いしていたときがあった。(ここで、横文字を使ったのは、ツンベルグとチェンベリー、表記が二通りあるからです)。
日本のモミジ6種を紹介した中に、カクレミノとハリギリが入っている。
葉っぱだけで見当をつけ、年間の移り変わりを確認していなかったのかも・・・。
あ~ア、重い話にしてしまってごめんなさい。でも、偉い人でも、間違えることがあるんだ!と思うと気が楽になりますよね。
                     ★
紅葉は、斜めからの光、逆光線で見るといっそうきれいです。胸がときめきます!!
真っ赤ばかりでなく、黄色へのグラデーション、そしてバックにある常緑樹の濃い緑や茶色など、多彩な木々たちの、それぞれの装い、多様性を楽しんで欲しい。
日当たりの具合で、暖かさも微妙に違う。時には青空を見上げましょうね。
風はどっちから吹いて、落ち葉はどこまで飛んで行く?
自然観察園のモミジ山は、人の踏み圧で地面が固くなってしまうのが、実は悩みのタネです。
植物の根は、呼吸もしているんですから。大勢来て賑わってくれるのはうれしいけれど、自然の林の足元のふわふわ具合、心地よさとはまるで違ってしまうのも事実です。

市川だって広いんですよ。日常生活のあわただしいテンポ?ではなく、人ごみを避けて、あなただけの散歩道を見つけて欲しいとも思います。
カレンダーも残り1枚だけになってしまいました。もういくつ寝ると、お正月
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by midori-kai | 2010-12-02 06:36 | みどりの道を 散歩しましょう!

みどりの道を 散歩しましょう!  その1

酷暑・猛暑が続くこの夏です。9月になっても涼しくならない。昼間のアスファルト道路は、焼けついている。いったい何度まで上がっていることやら? 日陰がほしいけれど、涼しげな木陰というのも今は少なくなりました。
そう、あなたはみどりの散歩道を、楽しんだりしていますか?

どうも最近は変です。市川の広い公園、たとえば「じゅんさい池」の周りを歩いているのは、イヌを連れた人。愛犬家は毎日同じ時間帯に散歩するから、おなじみさん同士が情報交換に夢中です。
腕を振って、まっすぐ前方を見据えながらやや早いテンポで歩く人もかなりいます。ヘッドホンをつけてる人には,小鳥たちの声も聞こえませんね。
青空を見上げたり、季節の移り変わりを肌で感じたりはしていない様子。風景を楽しみながら、にこやかに歩く人を、ついぞ見かけなくなってしまった気がしていますが、いかがでしょうか?

ベビーカーを押しているヤンママは、さっきからずっと、ケイタイに夢中です。時には子どもの顔を見ながら、子守唄なんぞを口ずさんでほしいのに! 自転車通学する高校生も、器用に片手でメールのやり取り。若い人は、運動神経がいいんでしょうね。

公園のデザインでは、直線通路ばかりでは味気ない。緩やかなカーブを図面に引いたりしてムードを演出します。でも、通行人は気短かなんですね。ショートカットして植え込みをまたぐ。駐車場周辺のツツジのところは、必ずといっていいほどに、「けものみち」ならぬ「ひとみち」が出来てしまう。

今年は富士登山の人が多かったという話です。新聞記事では、下から頂上まで、途切れなく人が続いたそうです。自然遺産の屋久島も,ゴールデンウイークには大行列が続くとか。
サクラの見本園がある高尾の森林科学園は、けっこう山の起伏があってきついコースなのに、4月の花時には、日本中のオバチャマが大集合したかと思うほどの賑わいです。
山道のほどよい人口密度は? 誰も居ないとさびしい・こわい。ちょっと先に、時折見え隠れするぐらいがちょうどいい。それも、あっちもこっちも家族連れのような、複数同士だと一番安心して楽しめる、というデーターがるようです。

みどりの密度も、茂りすぎては暗くて不気味で、怖い。全部お見通しでは、味気なさ過ぎる。ちょっと変化があって、その先に明るい光がさしこんでいたりすると、気分が乗ってくる!
植物は、光合成に必要な水分の100倍もの水を地面からら吸い上げて、葉っぱが暑くなるのを防いでいます。林の下は、涼しい風が吹き抜けます。周囲よりも2~4℃も涼しいのは蒸散作用のおかげです。空気中の2酸化炭素を吸い込んで蓄積する働きは、皆さんご存知の通り。顔も背中も汗びっしょりの人間とは違って、葉っぱが暑くならないのは、こんな不思議な働きなんだ!を実感できるといいですね。

ところで、地元の市川です。交通便利な市街地です。わき目せずに早足で歩いてしまったら、みどりの道を通り抜けて、またアスファルトの暑い道路にでてしまう。

市川らしい歩き方、地元の自然再発見をもう少しゆっくりしたテンポで探していくことにしましょうよ。
もっと季節の気配を感じてほしいんです。
回りが全部直線ばっかり、鉄とコンクリートだけの街だったら、つまらないですよね。
とりあえず、いろんな課題を投げかけての第1回目です!
みんなでいっしょに考えいきましょうよ!

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by midori-kai | 2010-09-09 04:35 | みどりの道を 散歩しましょう!
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


by midori-kai
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