第77回4月(卯月)ショカツサイとアセビ


春一番に咲いた、ショカッサイとアセビの花を紹介しましょう。
ショカッサイは漢字で書けば諸葛菜。
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ハナダイコンとかムラサキハナナ、シキンサイ(紫金菜)などと別名も多い。
菜の花やレンギョウなど、黄色の花が多い野草の仲間の中で、これは貴重な紫色です。しげしげと葉っぱを見ると、茎や葉裏がかなり紫がかっている。微妙なグラデーションなんですが、これって、本人にとっては、どんなメリットがあるのでしょうか?
アブラナ科だから、花の基本数は4です。オシベは菜の花と同じように4本が長く2本が短い。中国原産なんですが、こぼれタネで毎年咲くし、もうすっかり日本生まれみたいな顔をしています。

もう一つは、アセビの花。
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雪の中で咲いたりして、寒さを感じないようす。花の中を覗いたことありますか? 小さなナイフとルーペ持参で、この花の一つを取り、開いて見学させてもらいましょう!
下向きに咲くので、蜜が流れ落ちないように、花の底には白い産毛みたいのが密生しています。オシベには二つの角がついていて、中に虫が入れば揺れて、花粉がカラダに付く仕組みです。自然のなせる業、こんなに細かい花にまでいろんな構造を考えているのは驚きです!
アセビは有毒植物って、ご存知ですね。漢字では馬酔木。薬用植物園の園長さんの解説では、「野生の動物は決してアセビを食べないのに、飼いならされて家畜になった馬は、うっかり食べて腰を抜かしてしまう。馬と鹿と、どっちが馬鹿だか判らない!」とのこと。(ごめんなさい、これって差別用語ですね)。
レンゲツツジも有毒です。乳牛が放牧され、レンゲツツジが咲く美ヶ原の風景が成り立つのも、牛が別の草木は食べてくれるからです。伊勢神宮の鹿も、アセビだけを残してくれています!
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by midori-kai | 2017-04-06 06:24
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市川市の山林所有者が集まり、自然景観【里山緑地】を守る会です。地球温暖化や樹林地とのつながりを考えています。


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