《 鎌倉の大銀杏 》
手術後の幹の切断面
・大きい木は、豊かな自然の象徴 神が宿るといわれて大事にされてきた。
・大きい木のためには、大きい空間が必要、水分の供給が大事。不足すれば先端から枯れる。根が伸びるに従い枝の先端までの距離が遠くなる。
・草と木の生長の違い。草は何回も生長を繰り返す。木は積み重なって育つ。木は横にも育つ。
・屋久島も杉が育っているのは東側。西は風が強い。
・大イチョウが倒れたのは、2010年3月10日の午前4時40分。倒れる40分前から音がしたという。
・倒壊時には風速13~14m、最大風速が18mだった。
・イチョウは倒れたけれど、階段も人的被害もなかった。根が殆ど腐っていた。昔のままの姿で再生することは不可能。
・神社側は、なるべく大きな状態で幹を残して欲しいという希望だったが、無理。
・結局3mほどに幹を切断し、処理をして植えなおした。35tのクレーン車を通すのに苦労した。
・若葉は日照に弱いので、寒冷紗で囲って保護している。
5時からは東松戸駅直下の飲み屋さんに場所を移し、懇親会が賑やか開催されました。濱野先生ほか40人ぐらいが参加されたようでした。来年こそは、晴れて野外の講座となりますように!
by midori-kai
| 2012-03-20 23:13